こちらの続きです
ファッションなんてなんの役にも立たない。
きれいになったって、それが何になるの?
外見ばかり磨いてたらバカっぽい。
10代のからそんな思いをずっと握りしめていた。
ファッションが好きなのに、好きと言えずにいた。
その矛盾を抱えながら服を売ってきた。
世の中がSDGsなどが話題となり、既存のファッション業界のあり方に疑問を呈し始めてさらにその思いは強くなった。
「ほらやっぱり、ファッションなんてもうやめた方がいい」
「世の中のためにならない」
なのに、本当のわたしは、着飾ることをしなくなるとどんどん自分を雑に扱うようになった。
そしてどんどん自分の顔を見るのが嫌になり、出かけることも楽しくなくなった。
頭では「この方がいい」と思っているのに、自分の心は違う意味で置いていかれてる気がする。
どうしたらいいの?!
自分自身と向き合うことを何年もやってきた。
やっと、自分の声が聞こえるようになった。
何が心地よくて何がイヤなのか。
何が好きなのか。
わたしはやっぱり服が好き。
おしゃれをするとテンションが上がる。
おしゃれな人を見るだけでワクワクする。
雑誌を見ても、SNSを見ても、綺麗なものやおしゃれなものを見ていたい。
自分のなかにあるその欲に全面降伏を決めた。
心が満たされたら何も要らなくなる、と思ってたけどそんなことはない。
美しくありたい。
艶っぽくありたい。
欲しいものは欲しい。
やりたいことをやりたい。
世の中に合わせて我慢することをしたくない。
心も満たされ、物質的にも満たされたい。
欲深いけどそれが本音。
心と物質のどちらかではなく
どっちも満たしたい。
両方満たされたいのだ。
わたしは大自然も好きだけど、高級なホテルも好き。
シーンに合わせた服を着れたら最高に楽しい!
伝統的なものも好きだけど、新しいものも好き。
ユーズドのものも素敵だけど、新しいエネルギーで生まれたものも刺激的。
そして心の学びも好きだけど、お金も大好き。
どっちかじゃなく、両方がいいんだ