こんにちは。おさべあいです。
みなさんは最近ご自分の姿をちゃんと見てますか?
たとえば写真。先日お客様とお話ししていると「子供の写真はあるけど、自分が写ってる写真が無いです・・」とおっしゃいました。こういう方が意外に多いです。
わたしはSNSをやっているので自撮りもするし誰かに撮ってもらっている方だと思うけど、それでも意識しないと夫や友人ばかりを撮ってしまいますね。
それから鏡。毎朝忙しくて、じっくり見てないという声もよく聞きます。トイレで手を洗う時は?と聞くと「え??あ、そういえば見てない・・・」と。鏡も意識しないとなかなか見ないものなんですよね。
先日、フォトグラファーの忠地七緒さんに写真を撮っていただきました。
忠地さんは日常のなにげない瞬間を切り取るのがとても上手。話しながら歩きながら気ままに過ごす自然な姿をカメラにおさめてくれました。
この日は天気も最高で、とっても心地よく過ごせたので表情も柔和。信頼しているフォトグラファーなので完全に身を委ねて、いろいろゆるんでます。
こうして自然な自分の姿を客観的に見ると気づくことがとっても多いんです。大人の女性にこそおすすめ!
◇バランス
「髪の色は思ったより明るいな。ツヤもあって◎でも秋になったら少しトーンを落とそう」
「お化粧濃いめにしすぎたと思ったけど、外だとそんなに目立たないものなのね。写真とったり人前に立つときはこのくらいでちょうどいいな」
「髪は結んだ方が軽かったな。でも、服はやっぱり白着てよかった。」
こんな風に当日のことを振り返り、良かったところもちょっと反省点も次に活かそう!と思うのです。
小さな点がどうこうではなく全体的にどんな風に見えるのか。鏡に突っ立ってる姿よりも、背景がある姿の方が全体像がわかりやすいですよね。
そしてこれこそ【他人がよく見ているわたし】。人からどう見られるかが把握できます。
◇自分ではなかなか目にしない場所
後姿や横顔ってどうにも作り込めないし、自分ではほとんど見たことがない部分ですよね。なので、わたしはこんな風に撮ってもらう写真が好きなのです。
「へえ、こんな後ろ姿(横顔)なのか」と知らない自分に会える。
そして「腕あげた時の関節なかなかいいなぁ(笑)」なんて自分の好きなところを見つけられる。もちろん「姿勢悪いな〜」「顎がたるんでるな」とか嫌なところもその倍くらい見つけますけどね。
でも、「あれ?けっこういいじゃん!」というポイントを1つでも見つけられたら幸せじゃないですか?
◇表情
しわくちゃ顔。
数年前までは、笑うとしわくちゃになる顔が大嫌いでした。歳を重ねるたびに当然シワの数も増えてもうくしゃくしゃになるんです。
でも最近はシワに注目するのをやめました。もっと高い位置から全体を見るようにしたんです。
するとしわくちゃに笑ってる時ってただただ楽しそう!いい顔してるんですよね。たぶん【幸せな瞬間】なんです。そう思ったら嫌いだった顔が少し好きになれました。
それに、だいたいこの距離ならそんなにシワ目立たなくない?とか。変な顔してるけど景色がきれいだからまいっかとか。そんな風にも思えてくる。
シミとかシワとか顔の造作とか気になる細かーいことは一旦横に置いて。
半目とか白目とか微妙な表情をしちゃうこともまるまるひっくるめて。
それが全て自分だということ。そう認められると良い部分に気づけるんだなと思います。
写真って若い頃の方がたくさん撮ってたり、ちゃんとお化粧してる場で撮ることが多いですよね。だから自分の中での【自分の印象】って【過去の自分】だったりする。
わたしはアパレル販売員時代は鏡だらけの職場だから、数分に1回は自分の姿を鏡で見てました。
なのに今は全然(泣)先日久しぶりに鏡に映ったむくんだ脚を見てゲッ!過去の記憶と比較して愕然としました。
最近すっかり脚を出さなくなって手入れしなくなってたこと、むくんでることに気づいてたのにほったらかしにしてたことを思い知らされました。
昔はいやでも鏡に映ってたので、いつでも納得できる姿でいたくて深夜に帰宅してもかならず毎日お風呂で脚マッサージをしてました。自分に労力と時間を掛けてたんですよね。そりゃ、体もその気持ちに応えてくれるはずです。
ゲッとなったその日、わたしのその脚を見た方から「昔からよくお手入れされてたのがよくわかるよ」と言ってただけたのです(やった!)
今はやってなくても手を掛けた分はまだ少しだけ残ってたのかも!うれしいなぁ
この日からまた脚マッサージを再開しました。過去のようにはなれないけれど、それをやっている自分にはすこし満足しています。
見て見ぬ振りをしていた【今の自分】を改めて見ることでやるべきことがわかりました。
【今の自分】をじっくり見てみませんか?
友人やご家族に写真に撮ってもらって。
「今は太ってるし」「気に入ってる服持ってないし」「美容院行ってないし」とかは、気にせず。
記念写真じゃないですからきれいな姿である必要はなくて、今の自分を認識するためです。
写真がハードルが高ければ、鏡をちゃーんと見ましょう。家で、外出先のトイレで、ビルのウインドウで。
今の自分が好きじゃないとしても、もっともっともっと自分を見てあげてくださいね。
見てもらえないと、自分自身がスネちゃいますよ〜
そして見た上で、過去の自分と比べるのはナシ!良いとこ探しをしてください!
さあ、どんな発見があるでしょうね。
42歳の夏。またいろんな表情の自分に出会えて大満足だし、歳を重ねていく自然な姿を記録していきたいなと改めて思いました。