10年前のわたしへ

この先どうやって生きていくんだろう?

ふと考えると怖くなる。

周りの人には「こうなりたい」と思える人がいない。

このまま歳をとっても今の仕事をしてるのかな。

え?あの人みたいになるってこと?

目に付く年上の女性を見つけては「ああはなりたくない」

日経WOMANによると給料も貯金もどうやら同世代より全然少ない。

こんなに働いてるのに。

こんなに毎日疲れてるのに。

現実見たら切なくなる。

バカバカしくなる。

けど、仕事するしかないもんなー

わたしはこの会社しか知らないし、この仕事しかできないんだから。

だからと言って、日常に不満があるわけでもない。

こんな自分でも任せてもらえる仕事がある。

会社も不満はあれどなんだかんだ居心地いいし、嫌いじゃない。

それにわたしなんかにこれ以上の居場所はきっとない。

転職したとしても、ゼロからのまた人間関係築くなんて考えられない!

それに一人暮らしして、それなりに好きなことはできてる。

そんなに悪くない。

面倒なことするくらいなら今のままでいい。

SNSを開けばキラキラした人がたくさんいる。

あーいいな。

スタバでパソコン開いて仕事とかいいな。

素敵なカフェで打ち合わせとかいいな〜

素敵なパートナーと旅しながら仕事?

海外にいながら仕事?

いいなと思うけど、それは特別な才能を持ってる人だけでしょ?

そんな時に見つけた一人の女性。

わたしと歳も変わらないの?

以前の職も今のわたしと変わらないじゃん?

なのに、なんでこの人はそんな暮らしができてるの?

なんでわたしよりこの人の方が楽しそうに生きてるんだろう?

愛してくれる人もいない。

子供もいない。

女としてどうなんだ?

貯金もない。

腹割って話せる友達もいない。

仕事以外に連絡くれる人もいない。

わたしには今の仕事以外にできることなんてない。

はあ。。。。。

キラキラした世界ははわたしには関係のない話なんだ。

特別な人だけが行ける場所。

見るだけムダ。

憧れるだけムダ。

目に入るとムカつくし、ムカつきすぎて泣きたくなる。

虚しくすぎる。

もう考えるのをやめよう。。。。

これはちょうど10年前のわたしです。

今もあの頃の気持ちを鮮明に思い出せます。

それくらい自分のいる場所が息苦しかった。

どこかに行きたいのに行けない。

何かやりたいけどどうしていいかわからない。

だからと言って、変わることなんてもっと怖くてできない。

できる気がしなかった。

SNSで見る世界が眩しすぎて、あまりにも自分の日常とかけ離れてて自分の人生の虚しさが際立つんですよね。

見なきゃよかった。

知らなきゃこんなに苦しまなくていいのにって。

悔しかったんですよね。

こんなに毎日頑張って働いてるのに、こんなに毎日一生懸命生きてるのに、なんでこんなに給料安いんだよ!

なんでこの人たちみたいに自由に生きれないんだよ!って。

そう。

悔しかった。

情けなかった。

こうして書きながらもまだ泣けてくる。

キラキラしてる人が妬ましくて妬ましくて粗探しして。

悔しくてSNSを見れなくなって。

でも何が苦しいって

こんなふうに人の幸せな姿を妬んでる自分自身を見ること。

わたしってこんなに女々しいの?

こんなに醜い感情があるの?

わかってるのに何もしないカッコ悪い自分。

これ以上ないほど情けない自分。。。

「もうやだ・・・・・涙」

当時のわたしに感謝したいことがあります。

「もうやだ。こんなのやだ!!!どうにかしたい!!」と”行動”してくれてありがとう。

何がいいかなんてわからないままガムシャラに行動してくれてありがとう。

わたしの人生はこんなもんだと諦めないでくれてありがとう。

それがわたしの人生を大きく変える「自由大学」という場との出会いにつながった。

わたしにとっては会社と家の往復の日常から、新しい風をもたらす第三の居場所となりました。

この「場」との出会いがわたしの人生の転機となった。

だからわたしも創ろうと思うよ。

10年前のわたしが一番欲しかった「場」を。

その人のリズムでその人のタイミングで

本来の自分を思い出し、自分に還り、その人の花開く「場」を。

いまならあのときのわたしが欲しかったものを渡せる。

だから迎えにいこう。

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長部愛

毎日クローゼットを開けるのを楽しくなる人が一人でも増えれば良いなと思い活動しています。
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