自分を知る旅はどこまでも

何色を着たらいいのか

どんな形を着るとおしゃれなのか

どんな組み合わせをしたらイケてるのか

そんなことだけを語るのが、正直つまらなくなりました。

世の中にはたくさんの診断があり

たくさんの人は数タイプに分けられる。

あなたはこういうタイプですよね

そう言われることはとても気持ちがいい。

自分のことを知れるから。

やっと正解に辿り着けたような気がする。

スッキリするんだよね。

ホッとする。

でもその安心はほんの一瞬のこと。

また不安になったり迷うと次の指針が欲しくなる。

もっと良い答えがどこかにありそうな気がしちゃう。

もっと自分に合う何かがあるはず。

そうやって外側ばかりを探し

自分に目を向けることを忘れる。

そして迷路に入っていく・・・

見るべきは自分。

耳を傾けるべきは自分の内側の声。

探るべきは自分の欲求。

そこにしか本当の答えはない。

自分にとっての”正解”は自分にしかわからないんだ。

外側ばかりを見て自分を疎かにして

自分以外に答えを求め続けたからこそ、

今この大切なことに気づけた気がします。

気づけたときがスタート。

それが各々のベストタイミングということ。

『わたしはどうしたい?』

『わたしはどうありたい?』

この問いは、わたしが服を選ぶときに必ず自分にするもの。

ファッションとなんの関係があるの?

きっとそんなふうに感じる人もいるでしょう。

でもね、この問いが無いとなーんにも始まらないんです。

それはカーナビ操作で目的地を入れないことと同じ。

どこに行きたいのか。

目的地を入力しなければカーナビが作動しないでしょ?

どれだけ豊富なルートを搭載していても作動しなければ意味がないよね?

目的地とは

「わたしはこうしたい」

「わたしはこうありたい」だ。

ここが決まっていなければ

どれだけたくさんのルート(選択肢)があってもグルグルと迷うだけ。

服はたくさんあるのに、着るものがない。

着たいものがない。

何を着たいのかわからない。

これはカーナビがグルグルしてる状態と一緒。

「どうありたいのか?」

「どうしたいのか?」

そう自分に問うこと。

これがじつは服の悩みを解決するんだ。

遠回りのようでこれが一番の近道。

でも実はこれが一番むずかしいことでもあるんだけどね。笑

だから、服を通して「自分に問う」プログラムをつくろうと思う。

わたしは教えるんじゃなくみんなと一緒に取り組む。

自分に問い、ファッションを通じて自分を理解するプログラム。

一年間なんてやったことがないのだけど

わたしもみんなと一緒に自己理解の旅をしたい。

それにはそれくらいの期間が必要だと思って初挑戦してみようと思います。

わたしももっともっと自分の可能性を見たい。

楽しみにしててもらえると嬉しいです。

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長部愛

毎日クローゼットを開けるのを楽しくなる人が一人でも増えれば良いなと思い活動しています。
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